このページでは、当院の強みといえる「矯正メインの総合治療」について紹介していきます。

矯正メインの総合治療とは?

矯正メインの総合治療とは、当院のように矯正担当医が治療プランを最初に考えて、一般歯科の治療計画を後から組み込んでいく診療スタイルのことです。

一般的な歯科医院では、「矯正歯科」と「一般歯科」の治療プランは分けて考えられています。虫歯や歯周病などのすべての治療を終えてから、ようやく矯正治療が始まるケースがほとんどです。

しかし、そのプランで治療を進めていくと、

  • 矯正治療のスタートが遅れる
  • トータルの治療費が増えるケースがある
  • 患者様の通院負担が大きい

といったデメリットが発生しやすくなります。

そのため、最初から「矯正治療をしたい」という希望がある患者さまは、矯正治療と一般歯科治療のプランを合わせることで素早く矯正治療をスタートすることができます。

具体的な矯正治療の進め方

一般的な歯科医院の場合、以下のような症状に患者さまが該当すると、矯正治療を希望していてもほとんどの場合は「一般歯科」→「矯正」の順番で治療を進めるケースが多いです。

しかし、矯正治療と一般歯科治療を合わせたプランにすることで、治療患者さまの状態に合わせて、

  • 矯正と一般歯科、同時進行での治療が可能
  • 矯正と一般歯科のわかりやすいセット料金で患者さまを混乱させない
  • 歯周病・インプラント・口腔外科それぞれの専門ドクターが矯正治療をサポート

といった形で治療を進められます。

つまり矯正のための虫歯・歯周病治療を行うことが、結果的に1番効率が良い方法で患者さまに治療を受けていただけると当院は考えています。

では次に、具体的に当院ではどのように治療を進められるのかについて4つの症状を例にあげて紹介していきます。

①未治療の虫歯がある

当院では、未治療の虫歯がある患者さまでも虫歯と矯正の治療を同時進行で進めていくケースがあります。

なぜなら、歯並びが悪い状態で虫歯治療だけを先に進めてしまうと、凸凹した部分を治療する際に健康な歯まで削ってしまうことがあるからです。

最適な歯並びになってから虫歯治療を進められるので、健康な歯を余計に削る必要がなく患者さまの負担を軽減できます。

虫歯治療中は一時的に矯正器具を外すこともありますが、同日中に矯正器具をつけ直せるので、矯正治療に悪い影響が出る心配もありません。

さらに虫歯が多い方でも、一般的な歯科医院とは違って矯正治療を同時に進められるので、「矯正希望なのに、矯正治療がなかなか始まらない」といった問題を回避できるのです。

②歯周病になっている

当院には、日本歯周病学会の専門医が在籍しております。

そのため、通常は矯正治療を受けるのが難しい歯周病患者さまでも、専門性が高い歯周病の治療をしながら矯正治療を同時に進めていくことができます。

さらに、どの衛生士も矯正器具がついた患者さまのクリーニング経験が豊富なため、徹底したお口の管理~歯磨き指導まで精度の高い歯周病ケアが可能です。

矯正治療は、”歯ぐきに生えている歯を動かす治療”だといっても過言ではありません。

歯ぐきの状態が悪いまま矯正治療をしても、

  • 歯ぐきが下がるまたは痩せる
  • 歯周病が悪化する
  • 矯正前の歯並びに戻ってしまう(後戻り)

といったトラブルが発生してしまう可能性が非常に高いです。

そういった意味でも、すでに歯周病になっている矯正希望の患者さまは、「矯正メインの治療」と「歯周病の専門ケア」ができるのかを念頭に歯科医院を選ぶのがオススメだと言えるでしょう。

③欠損歯や再治療が必要な歯がある

一般的な歯科医院では、矯正治療中の外れやすさや歯を動かすときのことを考えて、古く状態が悪い歯や欠損歯(歯がない部分)の治療を先に進めるケースがほとんどです。

しかし、そうすると凸凹の歯並びに合わせたかぶせ物ができあがってしまうといったデメリットがあります。

当院ではそういった問題が起きないように、矯正治療中は仮歯のままで矯正治療を進め、矯正治療終了と同時にかぶせ物を作成するため、最終的にはキレイになった歯並びに適応したかぶせ物を入れられるのが大きなメリットです。

さらに、一般的な歯科医院では「矯正」と「一般歯科」を分けて考えているので、再治療した歯と矯正治療の費用は別々に請求されるケースが多くなっています。

しかし、最初から矯正と一般歯科がセット料金になっていると、治療前に総額でいくらかかるのか分かりやすいです。(矯正治療終了後に選んでいただくかぶせ物や入れ歯の種類によっては、料金が変動する場合がございます)

④抜歯やインプラント矯正などの外科処置

当院には、日本口腔外科学会専門医が在籍しております。

そのため、特に成人の矯正治療で必要になるケースが多い

  • 小臼歯抜歯や親知らずの抜歯
  • 歯科矯正用アンカースクリューの埋め込み
  • 矯正装置の炎症による粘膜の処置

といった外科処置でも、専門性が高い医師が治療を担当することができるのです。

また、手術のリスクが高いと想定されるときには、

1.口腔外科の専門医
2.矯正担当医
3.患者さま

の3人で今後の治療の方向性について、話し合うことができます。

梅田オランジェ歯科には、矯正・虫歯・歯周病・インプラント・口腔外科を得意とするドクターがそれぞれ在籍しているため、総合的に精度の高い治療が受けられます。

特に矯正メインで一般歯科治療も進めたい患者さまには、通院回数や費用の面などでもメリットが大きいと自負しています。気になる場合にはぜひ一度相談にいらしてみてください。